北鎌倉の喫茶「吉野」

北鎌倉の東慶寺の門前にある喫茶店「吉野」は雰囲気ある落ち着いた喫茶店です。東慶寺自体は北鎌倉の中ではそんなに混むお寺さんではないと思うので、隠れた穴場的な喫茶店として以前から時々利用しています。ここのパウンドケーキが美味しいんですよね。もちろん珈琲も一緒に頼んで一息いれるのは最高です。

写真が光っていて見えないと思いますがパウンドケーキと珈琲の写真が外に置いてあるメニューでも堂々とでているので、やはりこれが定番メニューなんだと思います。このコーヒーカップをみてもおわかりのように、店の雰囲気や使っているコーヒーカップなどは年季が入っていて、とても落ち着いた大人の時間が過ごせます。あまり家族連れや中高生が騒いでいる場面には出会ったことがなく、皆、淡々と喫茶ライフを楽しんでいるようなお店です。
もちろん東慶寺もみどころです
東慶寺門前が喫茶吉野ですが、ここまできたら当然、東慶寺も拝観しない手はありません。確か観音菩薩像なんかが有名なお寺さんだったと思います。またその昔は女性が駆け込む縁切寺として有名なところだったらしいです。たしか、さだまさしが作詞・作曲してバンバンが歌った「縁切寺」はこの東慶寺のことを歌ったものだと思います。「~から北鎌倉へ~たどりついたのは~縁切寺」って歌ってますから。

運が良ければフリーマーケットも開催されている
東慶寺は境内の中でも外でもよくフリーマーケットとか企画展示会のようなものが開かれていることが多いです。フリーマーケットといっても家でいらなくなった不用品を100円とかで売っているようなやつではなく、凄くいいものをそれなりの価格で販売するという少しハイソな感じのマーケットでした。

写真はOlympus feというオールドコンデジで撮影
私はOlympus feという古いコンパクトデジタルカメラを持っています。最近使っていなかったのですが、どのやら世の中では一周回って古いコンデジで撮った写真がエモいということで話題になっているらしいですね。というわけで改めて家にあってまだ動くコンデジを探したところ、Olympus feというコンデジカメラが発掘されました。
久しぶりに電源を入れたら「電池不足」となり慌てて充電池を取り出し充電しようとしましたが、長い間使ってなかったコンデジ用の充電器なんてすぐ出てくる訳もなく、家中探しまわってやっと充電器が見つかったので、まずはフル充電にしました。
これですぐ写せるほどオールドコンデジは甘いガジェットではありません。電源が入るようになると「蓋がオープンになっています」というエラーになって写真撮影のモードに移行できません。実は裏蓋のプラスチック部分が摩耗して閉まらなくなっていなのでテープで固定したりしたのですが、全然エラーが消えません。そこで園芸用針金のような周りがビニールコーティングされて絶縁状態になっているもので、裏蓋の根本にある突起物を押し込み、その状態でフィルムで固定したらなんとか起動して写真が写せるようになりました。
私からのご提案
北鎌倉へ行ったら、東慶寺側にも行って喫茶吉野で珈琲とパウンドケーキを堪能した後、フリマで買い物をして帰るといった楽しみ方を是非試してみてください。確かこの東慶寺まわりには阿部晴明の塚なんかもあってなにかと霊験あらたかな場所なので、このあたりで何か願掛けをするといいことあるかもしれないですよ!