オーディオI/FはYAMAHA AG03で決まり

PC/MacでDAWを使って多重録音のカラオケ音源を作る時や、カラオケに合わせてテルミンを演奏する時の音のミキサーとしてオーディオI/Fがあると大変便利だ。
そもそもオーディオI/Fとは
オーディオI/Fはアナログのオーディオ機器や楽器をPC/Macに接続する際の変換を行ってくれる機器だ。最近の機種はAG03のようにほぼミキサーやDIの機能も併せ持っていて、入力する音のボリューム調整やインピーダンス調整をやってくれる機械にもなっているものが多い。
YAMAHA AG03の場合、外部マイク、楽器を接続してPC/Macで音を録音することができる。楽器に関してはギターとピアノにタイプが分かれており、それぞれの楽器特性にマッチした音質で音を取り込むことができる。
テルミンをYAMAHA AG03に接続する場合の設定
YAMAHA AG03にテルミンを接続する場合は、キーボード側に接続し、GAINはHIGHに設定するとよい。この状態でボリューム調整は下の方にあるギター・キーボード共通のボリュームノブで調整できる。
YAMAHA AG03には録音モードとしてINPUT MIXとLOOPBACKがあり、通常はINPUT MIXで使うが、PC/Macで音源を再生し、それに合わせて弾いているテルミンの音を同時に録音する場合にはLOOPBACKモードを使う。INPUT MIXモードの場合、ヘッドホンやスピーカーで音をモニターする分にはカラオケ音源もテルミンも両方の音が聞こえるが、録音するとテルミン側の音しか録音できない。そのためLOOPBACKモードにするとモニターで聞いている通りのPC/Macで再生するカラオケ音源の音と、テルミンの音が両方録音できる。YAMAHA AG03にテルミンを接続する場合は、キーボード側に接続し、GAINはHIGHに設定するとよい。この状態でボリューム調整は下の方にあるギター・キーボード共通のボリュームノブで調整できる。
YAMAHA AG03には録音モードとしてINPUT MIXとLOOPBACKがあり、通常はINPUT MIXで使うが、PC/Macで音源を再生し、それに合わせて弾いているテルミンの音を同時に録音する場合にはLOOPBACKモードを使う。INPUT MIXモードの場合、ヘッドホンやスピーカーで音をモニターする分にはカラオケ音源もテルミンも両方の音が聞こえるが、録音するとテルミン側の音しか録音できない。そのためLOOPBACKモードにするとモニターで聞いている通りのPC/Macで再生するカラオケ音源の音と、テルミンの音が両方録音できる。
毎日のテルミン練習にもYAMAHA AG03は使える
PC/Macで再生するカラオケ音源とテルミンの楽器の音がYAMAHA AG03でミックスされるので、AG03に接続したヘッドホンやスピーカーからはバックバンド付きでテルミンを演奏しているようなゴージャスな音が聞こえる。テルミンの音は非常に大きいのでなかなか通常のアンプやスピーカーではいい音色にならないことが多いが、このYAMAHA AG03を介してヘッドホンで聞くテルミンの演奏はとても自然で気持ちよく聞こえる。
この状態にするとPC/MacにYAMAHA AG03をUSBケーブルで繋げば、後はテルミンをAG03にライン接続するだけで練習ができる。このやり方だと電源もPC/Mac用に1つ、テルミン用に1つの2つあれば賄えて、セッティングも撤収も非常に素早く省スペースでできる。
YAMAHA AG03にはDAWソフトが付いてくる
私はカラオケ音源はPCでDAWソフトで作成しているが、このDAWソフトは別途購入したものではない。YAMAHA AG03を買うとDAWソフトが一緒についてくるのだ。私のAG03を購入した時はCubaseというDAWソフトが同梱されていた。この同梱DAWソフトは録音できるトラック数が10以下など制限があるものの本格的DAWであるため、ソフトMIDI音源でドラムパートの打ち込みなどは十分できてしまう優れものだ。DAWソフトだけでも別途購入すると結構値段がするものなのでこれは大変お得だと思う。

